馬場川通りアーバンデザインプロジェクト参考事例見学会を開催
目次
2023年秋の馬場川通り遊歩道公園の改修に向け、前橋デザインコミッション(以下、MDC)が主体となって、官民連携で整備計画を進める「馬場川通りアーバンデザインプロジェクト」。今回は、地域の皆様方にお声がけして「参考事例見学会」を開催しました。
2022年1月12日(水)に、本プロジェクトのデザインを担当する株式会社ランドスケープ・プラスの実績である「グリーンスプリングス(東京都立川市)」を見学しました。この事例は今年度の「グッドデザイン賞」「日本空間デザイン賞」を受賞していて、商業街区のなかにありながら豊富な緑と高い親水性など馬場川通りが目指す姿として参考になる事例です。
最初に、立川の歴史や風土に立脚する施設のコンセプトと施設概要のお話をお聞きしました。
ローカル木材を使ったベンチ
軒の裏面にもローカル木材が使用されている
数カ所配置された森の中の東家。天井部分は開閉可
植栽は様々な樹種を組み合わせ、自然の野原のようになっている
旧飛行場の飛行ルートがランドスケープの軸となっているという
天気も良かったので、小さな子供連れの方がゆったりと過ごしていた
水に近づいて楽しめるビオトープも
馬場川の参考になりそうな、デッキ部分のアイディアを体感
段差の確認
落下防止のための工夫
小川沿いのベンチやテーブルは、そのまま馬場川でも展開できそう
ローカル木材は規格化され、様々なベンチとして展開されている
悪くなったらメンテナンスする。それもまちづくりのひとつ
テナントもローカルで活躍するお店に入ってもらっているという
公園とアートの融合も馬場川の参考にしたい点
商業施設としての見どころも非常に多いですが、施設中央の公園部分は、馬場川に応用できそうなアイディアが多くありました。また、地元の皆さんと完成イメージの価値観を共有でき、非常に良い機会となりました。この先も、地元の皆さんと意識を合わせながら、一緒に素敵な通りを作っていきたいと思います。
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