前橋レンガ・ストーリー vol.7 「キッズ向けレンガ作り体験」皆さんのレンガを窯で焼きました!
目次
令和4年1月28日(金)に甘楽町にある「だるま窯」をお借りして、火入れを実施しました。
昨年末に、みんなで作った約50個のレンガを1ヶ月間乾燥させた後、甘楽まで運び、窯の中にレンガを並べました。前日には着火していたので、この時既に窯の中は真っ赤になっていました。
「だるま窯」は、その名の通りだるまさんが座ったような形をしていて、富岡製糸場を建てた時には、すべてだるま窯でレンガを焼成したそうです。産業としてはガスや石油に置き換わってしまった窯ですが、2007年に甘楽福島瓦協同組合がこの窯を復活させ、昔ながらの薪のみを使った製法により、瓦やレンガの製造を開始、現在に至っています。
だるま窯には、左右に焚口があり、中央に2本(図では前後)の煙突を作ることで、煙突効果により空気の対流が起き、窯の真ん中に熱が集中する仕組みです。※ものづくり総合大学コラム「213 富岡製糸場の赤レンガを焼いただるま窯」より引用
中心温度は約1000度に達していますが、まだまだ薪をくべていきます。
アツアツの映像はこちら↓
レンガは中央の一番熱い場所に置かれているので、焚口から確認はできませんが、一緒に入れた瓦は真っ赤っかになっている様子がわかります。
丸2日ほど火を焚いたら、蓋をしてゆっくり冷まします。2週間後には「窯出し」としてレンガが出てきますので、その時にはまた報告します!
なんとか焼けていますように・・・
※ このイベントは宮下工業株式会社の協力金で開催してます
レンガ作り体験の様子はこちら↓
「前橋レンガ・プロジェクト」のページはこちら
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