前橋レンガ・ストーリー vol.2 「前橋レンガ・プロジェクト第1章」
目次
前回は、前橋の歴史とレンガについての記事でしたが、今回は「レンガ」に焦点を当てた「前橋レンガプロジェクト」についてご紹介です。
前橋の近代化は生糸産業であり、建築物も「レンガ」を採用していた背景から、前橋は「レンガ」の建物がよく見られる。
「レンガ」を促進するのに前橋市が策定している「前橋市アーバンデザイン」の上位関連計画に前橋らしい風土の継承や水や緑、歴史等の環境資源が有効に活用され、快適な環境が創出されるまちが計画されている。さらに、前橋まちなかエージェンシーがデザインコードとしてレンガを用いる働きかけをしている。(前橋デザインプロジェクト)
外側だけでなく、中庭に通じる箇所も含めてレンガを使用しており建物に温かみを感じる。(なか又)
他にも石井設計が手掛けたデザイン性の高い桃井小学校がある。レンガを挟んで、光は遮り風が吹き抜けるという素敵な構造となっている。
透かし積みとして近くの前橋市地方合同庁舎も同様にレンガの透かし積みが見られる。夏はレンガに水を流し、気化熱で気温を下げるという環境にもエコな仕掛けが可能となっている。
このレンガの透かし積みは、今後完成予定の前橋市新議会棟外観イメージ図にも見られる。(市役所HP参照)
前置として、レンガを採用している建物を紹介しましたが、本題である前橋レンガプロジェクトについてご紹介!!
前橋レンガプロジェクトとして2000年にミレニアムレンガと題して、名前やメッセージをレンガに入れるイベントが行われた。これは前橋中央イベント広場の足元をふと見てみると。。。
多くの方が、メッセージや名前を入れているレンガは2021年の今でも綺麗に残っている。いろいろな表現で思い思いのことが書かれている。
今回の前橋レンガプロジェクトは、現在改修工事が行われている広瀬川河畔にて前橋市アーバンデザインのモデルプロジェクトとしてレンガを用いた歩道整備に伴い、文学館周辺に名前を刻んだレンガを敷設する予定である。
前回のミレニアムレンガと違い、レンガに書くのではなく、レンガを掘るため、また違った思い出に残るレンガとなることでしょう。
この機会にぜひあなたの名前を未来に残しませんか。
詳しくは、こちらをご覧ください。
次回、前橋レンガプロジェクトの今後について
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